7月19日(日) 田中龍一豊能町長をはじめ多くの来賓と能勢高校や能勢町の教育に思いを馳せている総勢150名の参加のもと、「能勢高校を応援する会“町ぐるみ応援団”」第6回総会を能勢町淨るりシアターで開催しました。
まず、西田彦次会長のあいさつに始まり、山口禎(ただし)能勢町長、上島一彦府議会議員、原田亮府議会議員より、お祝いの言葉と本会への熱いエールを送っていただきました。 本校は、今年度から5年間、文部科学省より「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に研究指定を受けることになりました。この始まったばかりの取組について、2年次生で重点分野講座を選択している生徒10名が英語によるプレゼンテーションを行いました。
かなりの緊張のせいか、言葉に詰まる場面もありましたが、堂々とした発表となりました。引き続き、真鍋政明校長がSGHの取組について補足を行いました。
さらに、岐阜県立可児高等学校教諭の浦崎太郎先生から「魅力ある高校を魅力ある地域から~今こそ共助再生を~」をテーマに1時間余りの講演をしていただきました。
浦崎先生は、中学校、博物館などの勤務を経て、社会教育や学校と地域との連携などについての数多くの実践を積まれ、可児高校では1年生全員を地域の課題解決に向けての取組に参画するなど、大胆な「地域課題解決型キャリア教育」を実践されています。
また、文部科学省中央教育審議会「学校地域協働部会」の専門員として、国レベルにおいても提言を行うなど、幅広く活躍されておられます。
今回の講演では、「いま 可児で何が起こっているのか?」「なぜ 地域に対する視点を持てたのか?」「なぜ 地域は高校に必要なのか?」「なぜ 地元や学校を動かせたのか?」「高校と地域の協働・・何が必要なのか?」に焦点を当て、今後、能勢町と能勢高校とが今後めざすべき方向性と具体的な取組への示唆を与えていただきました。
総会最後には、浦崎先生の講演を受けた形で、加堂裕規顧問から、「能勢の教育を魅力化する100人会議」の提案がありました。能勢の教育魅力化に向けて、町内の様々な団体に加え、外部のNPO等の支援者、協力者を巻き込んだ形で、進めていく方向性が示されました。