加堂顧問 大会決議
みなさん、本日は誠にありがとうございます。
私は、仕事の関係で、この20年以上に亘って、近畿圏を中心に、全国の300校近い高等学校を何回も訪問してきました。その中で、学校再編を負の側面として、先生も生徒も元気を失い、しんどくなっている高校をたくさん見てきました。反対に先生も生徒も元気になり、発展している様子が実感できる高校も、もちろんあります。その中でも、能勢高校の充実発展ぶりは、ずば抜けています。
しかし、残念ながら、このように素晴らしい高校に育っていながら、ここ数年、僅かとはいえ、志願者が入学定員に満たない状況が続いています。子供たちが「一度は街にも出てみたい」という気持ちも分からない訳ではありません。でも、地元で、この豊かな能勢の教育力を身につけて、より逞しく育って、大学へ社会へ羽ばたいて行ってほしい。そしてまたこの町に帰ってきてほしいと思います。また、能勢の教育力を高め、能勢のまちづくりのために、能勢高校の教育力をもっと活用して頂きたいと思います。
みなさん
能勢高教育の充実発展ぶりは、本日紹介された以上に、もっともっと多彩で素晴らしいものがあります。能勢の町の財産であるこの能勢高校を絶対に消滅させてはなりません。能勢の活性化の一翼を担う能勢高校が、子供たちの期待にさらにしっかり応える学校となり、今後も存続していくよう、町ぐるみで応援して行かねばなりません。
みなさん
是非これを機会に、もっともっと能勢高校に関わって下さい。能勢高の行事に積極的に参加してください。そして、能勢高校の良いところをほかのみなさんに、いっぱいアピールして下さい。また、小中学校はもちろん、地域の諸活動に、能勢の活性化、能勢のまちづくりに、能勢高校の教育活動と連携し、それを活用する、そのためにどうしたら良いのかを、みなさんのそれぞれの持ち場において、工夫を凝らし積極的に提案していって下さるよう心よりお願い申し上げます。
このような気持ちを込めて、以下の五点について、大会決議の提案をさせて頂きます。
大会決議
- 能勢高校の教育成果を広く伝えよう
- 能勢高校の行事に参加しよう
- 能勢高教育を能勢の教育力向上に活用しよう
- 能勢高教育を能勢のまちづくりに活用しよう
- 能勢高校を町ぐるみで応援しよう